ニューヨーク大学 ~ジェンダーニュートラル寮!?大学がLGBT学生サポート!~
8月31日
LGBT×教育
訪問団体: NYU (New York University)LGBTQ Student Center
●どんなところ?
ニューヨーク大学(NYU)が運営しているLGBT学生センターで、LGBT学生むけに様々なサポートを提供している。キャンパス内に事務所と、学生ラウンジを併設したセンターをもち、誰でもいつでも利用可能となっている。LGBT学生センターにはフルタイムの職員が2人、パートタイムの院生が数人、それからパートタイムの学部生スタッフが数名働いている。
活動内容は多岐にわたり、LGBT映画上映会、ゲストを呼んでの講演会、ドラッグクイーンコンテストなどの企画運営から、カミングアウトに関する相談(対面およびオンライン)、LGBT学生サークルへのサポート(資金面、活動面ともに)、学生寮RA(レジデンスアシスタント)へのSAFEZONEトレーニング(LGBT基礎知識講座)なども行っている。
NYUのLGBT学生センターは1992年に設立されアメリカで2番目に古い大学設置のLGBTセンターである。
●今日ここで行ったこと
センターを実際に訪問予定だったのに、レイバーデイ3連休のため、建物の中に入れず、急きょ青空の下で、LGBTセンターの学部生スタッフにセンターの概要についてお話してもらった。参加者それぞれが聞きたい質問をすることもでき、いろいろなことが聞けた。
その後、新入生歓迎ウィークの行事のひとつ、クイアーフィールドデイ@セントラルパークに参加させてもらい、NYUの学生約40人と楽しくゲームをしたりお菓子を食べたりした。なかでも“でっかいおしりゲーム”という謎の名前のゲームは楽しかった。笑
●ここが面白かった!
まず初めに、大学がすべてお金をだして、LGBTの学生サポートに取り組んでいることを素晴らしいと感じた。
ただ、このLGBT学生センターが設置されていない大学もアメリカにはあることも事実で、どうしてNYUがこのような大きなセンターがあるかというと、学生が自ら自分たちでサークルを組織することから始め、大学にLGBT学生サポートのニーズを訴えたからである。
日本でも、このようなLGBTセンターの大学への設置を目指すには、そのニーズをきちんと可視化し、大学に伝えていかなくてはならない。
またすべての寮のRAレジデンスアシスタントにSAFEZONEトレーニングを行ったり、ジェンダーニュートラル寮(従来のジェンダーの考え方に縛られない寮)の設置などは本当に画期的で重要なことだなととくに感じた。
訪問団体hp:
(記事:まっきー)
コメントをお書きください
タカタカ (土曜日, 07 9月 2013 12:36)
勉強になります。
sex telefon (水曜日, 01 11月 2017 00:42)
niepobankrutowanie
czytaj więcej (土曜日, 18 11月 2017 00:33)
dopilnowywać