【訪問団体】
SAGE(セイジ)
(*HPはこちら!)
NY視察3日目!!
ということで今日。私達は午後に「SAGE」という団体を訪問しました。「SAGE」というのは、Service and Advocacy for GLBT Eldersの略で、LGBTのお年寄りの方を対象に職業訓練などの様々なサービスと、それに関わる政策提言・啓発活動を行っている団体です。
【ここで行ったこと!】
団体のオフィスに入るとすぐに、SAGEのBartisさんが暖かい笑顔で迎えてくれ、案内してくれました。
案内されたミーティングルームでは、活気あるLGBTのお年寄りの方の、ストーンウォールでのリアルな体験や、38年連れ添ったレズビアンカップルの素敵なお話なども聞くことができました。
「LGBTの問題は比較的新しい話」「ゲイやレズビアンは若い人の問題」
日本ではそう捉えられがちなLGBTですが、LGBTの問題が一生に関わるものだ、ということを改めて考えさせられました。そのあと、BartisさんにSAGEについてのお話をお聞きしました。
Bartisさんのお話は団体の歴史から現在の業務に至るまで、広くお話しされていましたが、メンバーからは、その資金集めの仕方や将来のビジョン、政策提言の具体的なアプローチ方法についての質問があがりました。
(*センターのお年寄りの話しに熱心に耳を傾けるメンバーたち)
【感想】
Bartisさんの話からは、これからのLGBTの問題に対する揺るぎない情熱と信念が感じられ、エネルギーをもらいました。
「今生きている僕は恵まれているんだ。上の世代の人たちが自由を勝ち取って、居場所を作ってくれた。そして下の世代がそれを楽しむのを見ることができる。」
Bartisさんが言ったその言葉にメンバー一同胸を打たれました。
どんな保守的な人を説得する時にも
「polite=礼儀正しい、誠実」であることを忘れずに話し続けてゆくことが大切である
と語るBartisさんに、私たちも決して忘れてはいけないことだ、と感じました。
(保井)
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