「主張」するのではなく「賛同」を得るために…
【訪問団体】
Marriage Equality USA
(*HPはこちら)
ツアー6日目、私たちはMarriage Equality USAという団体を訪問しました。
Marriage Equality USAはLGBTQの結婚合法化を目的として設立された非営利組織です。
【ここで行ったこと!】
団体の紹介をしてくれたのはBrainさんとExecutive Director のBryanさん。
まず初めにBryanさんがどのような活動をしているのかを話してくれました。その後に僕たちの自己紹介で名前と出身の場所をホワイトボードに書きました。
その後BrainさんがMarriage Equality USAについて説明してくれました。
(*真剣に話に聞き入るメンバーたち)
【感想】
LGBTQのことをどのようにしたらマジョリティ側が理解し、支持してくれるのか。とても戦略的に行われており考えさせられました。
例えば、Marriage Equality USAのビラはどうしたらストレートの人たちに受け入れられるのか考えられており
(「Love」・「Family」を強調している)ただ主張するだけではなく、どうしたら相手が賛同をしてくれるのか考えなければいけないなと思いました。
アメリカではLGBTQの人たちは5~10%いるといわれています。しかし、この人数だけでは社会を変えることは出来ません。少しずつ近くの人を変えていって力になってもらい、さらにほかのマイノリティ
(アメリカだと黒人やアジア人、宗教など)とも互いに協力しあう必要性を改めて感じました。
日本にも様々なマイノリティがあります。在日韓国人や在日朝鮮人、障害、シングルペアレント、HIV/AIDS、女性もマイノリティになると思います。互いにアライになれるように何か出来ないだろうかと考えました。
そして、一番印象に残っていることは、ただ「認めろ!」と訴えるのではなく
「君の信じていることを変えようとしているんじゃない。ただこっちも認めてくれないか?」
という姿勢でいることであるとおっしゃられたことです。相手のバックグラウンドを調べて対応し、あの人たちではなく、例えば山本さん、大石さんというように一人ひとりを丁寧にみる必要性。
会員数が4万人になる理由がわかりました。ほかの団体もそうですが、一人ひとりを大切にする姿勢がすごく、これから大切だと思いました。
(おざっきー)
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