Day7-1:GAPIMNY

LGBT×アジアのネットワーク・・・マイノリティの中のマイノリティ(ダブルマイノリティ)を支える工夫・・・


★ツアーアドバイザーのまめたさんも自身のブログで、ツアーの様子を紹介してくれています。

こちらも合わせてどうぞ!

バラバラに、ともに。blog

ツアー7日目記録★「LGBTと人種」


★スタディツアー2013「GAPIMNY」の報告はこちら



【訪問団体】

GAPIMNY

Gay Asian Pacific Islander Men of New York

(*HPはこちら)

(*団体Facebookはこちら)


長かったスタディツアーもこれが最後です。

最後はGAPIMNYという団体に訪問をしてきました。GAPIMNYとはニューヨーク住のアジア・太平洋系のゲイ男性の団体です。



【ここで行ったこと】

たくさんの会員の人たちに来ていただいてお菓子を食べながら楽しい雰囲気でお話をお伺いすることができました。

まずはみんなで自己紹介をしてからGAPIMNYについてお話いただき、その後日本での僕たちのメンバーを紹介しました。

【感想】

GAPIMNYの目指すゴールとしてはGAYでASIAの人たちをエンパワーすることで、やっていることはイベント(観劇遠足やハイキングなど)を開催することや、人種差別や、カミングアウトに対するピアサポートやLGBTの当事者の家族へのインタビューを集めたYou Tubeビデオを様々な言語で作成などを行ったり、APP(Asian Pride Project)やプライドやパレードなどによる可視化や、政治的に働きかけるなどをしています。


(*GAPIMNYのメンバーと交流する様子)

この団体の設立は2004年の人種差別から始まっており、それをすごく意識して活動されているなと思いました。

Asiaからの人が集まっているといういっても様々な人種がいて様々なバックグラウンドを持っています。

だから出来るだけこの団体に入りやすくしやすいようにしようとしています。

例えばベジタリアンの人が来ても大丈夫なようにいつでもベジタリアンの食事を用意いています。

 

同じアジア人だからといって同じと考えない。

一人ひとりにきちんと気を配り対応しているところが本当にマイノリティの中のマイノリティを作らせないようにしようとしているのが感じられました。


彼らが抱える生きづらさは様々で、例えば年収や健康状態とか・・・特にNYではAsia×LGBTのロールモデルが不足しているためにステレオタイプに見られることが多いそうです。

これは日本でも言えることなんではないかなと思います。


他のマイノリティ×LGBTに対する支援は少なく、偏見や間違ったイメージを持っていることが多いと思います。

僕たちが持つ生きづらさも様々で、どのようにしたら個人個人へのアプローチがうまくできるだろうかと考える必要があるなと思いました。


(おざっきー)

★GAPIMNY関連の動画はこちらをご覧ください!

★Asian Pride Project関連の動画はこちらをご覧ください!

Asian Pride Projectの動画

GAPIMNYの15周年記念動画