「体験」を自分のものにする(Kody)

「体験」を自分のものにする

自己紹介

はじめまして、Kody(こーでぃー)です。名前や振る舞いから初対面の人によく帰国子女や日本以外のアジア系の人と思われがちですがれっきとした埼玉ボーイです。大学は秋田にあります。高校・大学とカナダとスウェーデンに留学したことがあり、今年の九月から新たにイギリスの大学院に進学予定です。趣味は料理とYouTubeで得意料理はトマトのブルスケッタ、最近は北欧のオーブン料理にゾッコンです。一応YouTubeに自身のカミングアウトの体験談を掲載しています良かったらご覧ください。(https://www.youtube.com/watch?v=3brVnI1LsrQ)

ツアー参加のきっかけ

カミングアウトした二年ほど前からLYJさんの活動に注目していて、日本に帰国後いまかいまかとツアーの開催を待ち望んでいました。2015の夏にLYJさんと全国LGBTA学生ミーティングを共同開催してさらに一緒にツアーに参加したいという気持ちが強まりました。

ツアーへの意気込み

事前研修でたくさんお刺激を受けて、自分の意気込みも具体的になりました。個人的な目標は三つあります。

 

1)ニューヨークをポルノにしない

ここでいうポルノとは「観たものをいい気分にさせるもの、消費の対象」という意味です。LGBTやジェンダーの観点でいうとニューヨークは日本より進んでいる面が沢山あると思います。日本人の中には欧米はかっこいいというイメージもあります。実際、自分の周囲に「三月からニューヨークに行くんだけど...」と言うと何をするのかを伝える前に「すごいね、いいね」という言葉を口する人もいました。ニューヨークでスタツアをして感動・関心だけしてくるのは誰でもできます。しかし、実際は進んでいるように見えるニューヨークにも課題が潜んでいるはずです。ニューヨークの凄さだけでなくその課題を探り、批判的に見て、質問する(データは?根拠は?結果は?など)ということを忘れないようにしたいです。

 

2)日本・日本人としてなにができるか

LGBT・ジェンダーについて学ぶとき、いままでは海外のことを中心に勉強したり、情報を仕入れていたりしました。よって、自分は日本のLGBTの歴史を知らなかった。まずは、日本のLGBTについて学び、そしてニューヨークで日本にないもの、活動、精神を探してきたいと思います。また、日本で何をどう生かせるのか、ということも自分の活動や将来と結びつけて考えてみたいと思います。

 

3)体験を言語化する

自分の体験を言語化することには苦手意識があります。それを少しでも克服するために、今回のスタツアで何かを感じたその時の感情、反応を大切にしたいと思います。そして、それらを分析して、今後の課題を見つけ出す手掛かりにしたいです。